ミニLEDのサプライチェーン、Appleの新型12.9インチiPad Proの1Q21リリースに恩恵を受ける (1/4ページ)

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株式会社グローバルインフォメーションのプレスリリース画像
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株式会社グローバルインフォメーションは、市場調査レポート「ミニLED次世代ディスプレイ技術およびサプライチェーン分析:2020年」 (TrendForce) の販売を8月4日より開始いたしました。

AppleによるミニLEDバックライト搭載製品の発売が、ミニLEDの需要を押し上げています。これに伴い、Appleは、サプライチェーン関係者にミニLEDの生産増強を促しています。TrendForceのLEDinside研究部門が実施した最新調査によると、Appleは2021年第1四半期に12.9インチのミニLEDバックライト搭載iPad Proを発売するだけでなく、14インチと16インチのMacBookの契約入札を開始すると予想されています。Appleは現在、ミニLEDバックライトの供給先にディスプレイ関連部品の台湾メーカーを選んでいますが、これは台湾のサプライヤーの製品が安定性や技術的成熟度に優れており、新製品開発に有利であるためです。上流および下流の製造者は、両者ともミニLED のサプライ チェーンに参入すると見込まれています。LED チップの製造業者Epistar、テストおよびソーティングプロバイダーのFitTechとSaultech、SMT の製造者TSMT、および PCB のバックプレーンの製造業者Zhen Ding Techなどは、新しいミニLEDのバックライト表示の開発で重要な役割を果たしています。

ミニLEDバックライトディスプレイは、現在の主流ディスプレイの10,000:1のコントラスト比と比較して、1,000,000:1以上に達することができる高輝度と高コントラスト比を有しています。さらに、60度から-10度までの過酷な環境下でも安定した明るさを維持し、正常な機能を維持できるため、信頼性も高いと言われています。これらの強みがミニLED技術をブランドメーカーにとってより一層魅力的なものにしています。そのため、Appleは今後の新ディスプレイ製品の企画プロセスにおいて、ミニLEDバックライトを重点分野の一つとして取り入れています。

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