トラウマ続出?背筋がゾワゾワくる大分県の怖い昔話「吉作落とし」を紹介【下】 (3/4ページ)

Japaaan


(手に掴む縄と別に、長さに余裕をもった命綱を腰に括っておくなど)
(そもそも、掴んでいる縄が途中で切れるリスクもある)

一、日頃から近所づきあいを保つ
(いざ遭難した時、誰かがすぐ「吉作がいない」と気づきやすい)

一、救助が来るまでの間、体力を維持できる装備品を用意する。
(非常食や防寒対策など、たとえ日帰りの予定であっても油断大敵)……などなど。

しかし、熟練の山男であった吉作がこうしたことに気づかない筈はなく、あえて複数の命綱や非常食などについては、用意する余裕がなかった(稼いだ金はすぐに使い果たした、あるいは岩茸を買い叩かれ、リスクに比べて収入が低かった)のかも知れません。

また、岩茸採りという職業柄、穴場を教えて(知られて)しまったら死活問題にもなりかねないため、あえて周囲と距離をとっていた可能性も考えられます。もしそうなら、吉作の村では同業者の競合が激しく、人間関係もギスギスしていたことでしょう。

「ちぇっ、また負けちまった」「今月ぁもっと岩茸採らねぇとなぁ」博打に興じる吉作たち(イメージ)。

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