トラウマ続出?背筋がゾワゾワくる大分県の怖い昔話「吉作落とし」を紹介【下】 (1/4ページ)
前回のあらすじ トラウマ続出?背筋がゾワゾワくる大分県の怖い昔話「吉作落とし」を紹介【上】
今は昔、豊後国(現:大分県)のとある村に、吉作(きっさく)という若者が住んでおりました。
吉作は断崖絶壁に生える岩茸(いわたけ)を採って暮らしを立てていましたが、ある時、ふとした油断から命綱を手放し、岩棚に取り残されてしまいます。
自力で脱出する手立てを失った吉作は、助けを求めてひたすら叫び続けるのでした……。
いくら呼んでも来ない助け。ついに吉作は……「おーい……!助けてくれぇ……!」
吉作の叫びは山々に谺(こだま)しますが、遠くで声を聞いた村人たちは「何だか山の方から不気味な声が聞こえる。きっと化け物だろうから、近づかないようにしよう」と誤解してしまいます。
「おーい……!助けてくれぇ……!」
それから何日も何日も助けを求め続けた吉作でしたが、結局誰も太助には来てくれません。
