“大胃王動画”を続々削除!「大食いコンテンツ」大粛清に乗り出す中国の腹案 (2/2ページ)

Asagei Biz

人口1人あたりベースで見た時に、先進国と比べて中国はまだ食品ロスが少ないため、勝機のあるこの分野に注力して模範国となり、国際社会におけるプレゼンス(存在感)を高めようとしているのでしょう」(前述のジャーナリスト)

 そして、食品ロス問題の模範国となるために、中国は「日本潰し」を仕掛けるつもりだという。

「かつてケニアの女性環境保護活動家ワンガリ・マータイによって、日本語の『MOTTAINAI』という言葉が広く世界に浸透しました。こうしたこともあり、一見すると日本の食品ロス対策は万全かのように思われますが、実際には1人あたりの年間食品廃棄物量はアジアでワーストです。エコへの配慮という面でも、日本ではいまだに大食い番組が放送され、飲食店で料理を残す人や学校の給食を残す生徒も多い。その矛盾に中国当局も当然気づいています」(前出・ジャーナリスト)

 たしかに、現在の日本のテレビ界では「デカ盛り」や「激辛」といった、常人では完食が困難なメニューがしきりにオンエアされている。

「そこで中国は自国の食習慣や食事マナーを改善し、日本のMOTTAINAI精神を奪ってお家芸にした後、ゆくゆくは日本のネガキャンを展開するつもりのようです。『日本人と比べて中国人の民度はこれほど高い』と世界に知らしめれば、中国は真の一流先進国として認められる。現に最近の中国では、マナー教室でテーブルマナーを身につける中国人も増えてきているようです。新たなフェーズに移行しようとしている中国にとって、日本は恰好のスケープゴートというわけです」(前出・ジャーナリスト)

 かつて爆買いが流行していた頃は、日本において「混雑時に食事を終えてもなかなか席を立たない」「バイキングで順番を無視する」「備え付けの調味料を持ち帰る」といった迷惑行為が報告された一部の中国人たち。そんな彼らとの立場が逆転する日はやってくるのだろうか。

(道明寺さとし)

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