楽しい人生を送るための10のコツ (3/6ページ)
(4)思い出は絶対値
絶対値という言葉をご存じでしょうか?
絶対値というのは数学用語であり、簡単に言えば「プラス・マイナス」の符号を取った値と考えていただいて問題御座いません。
例えば3の絶対値は3、-3の絶対値は3で御座います。
思い出もまたこの絶対値で考えた方が良いでしょう。
私は就職して間もない頃、会社の方針でマラソンをしておりました。
断言しますが、この思い出は今でも私の中で嫌な思い出で御座います。休日の朝6時に起きてマラソン大会に出るなど、嫌な思い出以外の何物でも御座いません。
しかし、それでも今にして思えばこの経験があって良かったと感じています。
もしも私がマラソン大会に出ていなければ、私の休日はいつもと同じような休日であり何の思い出も生まれなかったことでしょう。
ですがマラソンという-100くらいの思い出があるからこそ、私は「あの日は本当に嫌だった」という当時の記憶を思い出すことができるのです。
もちろん、できることならばプラスの思い出がたくさんあった方がいいのは間違いありませんが、マイナスの思い出にもまた、そこそこ価値があるものなのです。
最悪なのはマイナスではなく、0の思い出。「思い出がない」に比べれば、つらい思い出であっても、人生の肥やしとして幾分か幸せであると言えるでしょう。
とはいえ、あまりにも不幸すぎる思い出は人生を不幸にしてしまいます。ですので、これは「ちょっとくらい嫌な思い出も、無いよりはマシ」と考えるという意味でお考えくださいませ。
(5)別の道は死んでいた
どうにもならない後悔をいつまでも考えていることほど、人生を不幸にすることはありません。
とはいえ、後悔をするなと言って後悔をしないようになれるほど、人間は器用に作られていないのです。私だって「あの時ああすればよかった」と思うことはいまだにいくらでも御座います。
そんな時は、このように考えてみてくださいませ。