成長できない人が陥る「思考停止」。そこから脱却するために必要なことは? (2/4ページ)

新刊JP

常に自分なりに問いかけてみる、周囲の言っていることが本当にそうなのか考えてみる、その積み重ねをし続けていくことが思考停止から脱却することにつながるんです。

――本書は7日間のセッションを通してPDCAや問題意識、コミュニケーション力などを学んでいきますが、1日目のセッションは「メモの取り方」です。これはメモが全ての基本だからでしょうか。

潮田:まさしくその通りです。この本の中でも、(登場人物で部下役の)オオタさんはメモを取っていないために、グループミーティングでどんな話がされたのか再現できません。

メモを取って記録し、それを見直すことで、いろいろなことが再現できるようになっていく。それを何よりも最初に習慣づけるべきことです。メモがちゃんと取れていれば、上司からの投げかけに対しても、メモを通して学んだことに照らし合わせて答えが出せるようになるんですね。この本の中でも、メモがきちんと取れるようになってから、オオタさんは飛躍的に成長していきます。

――本書のタイトルに「仕事がデキる」という言葉がありますが、この「デキる」の定義について潮田さんの考えを教えてください。

潮田:成果も出し、一緒に仕事をしていて気持ちいいと思わせてくれる社員、ということ。また、もっと言うならば、周囲を上手く巻き込んで成果を出せる人、先を見据えて次の成長を作り出せる人でしょうか。

重要なことは、組織の中で仕事をするわけですから、独りよがりになってはいけないということです。これは3日目の「問題意識」のセッションで「自分ごと化」と言っていますが、職場の中で上手くいかないことがあったとき、「それは自分の仕事じゃないから」と他人ごとにするのではなく、自分はどう思うのか、自分だったらどうするのか、それを言っていく。また、他者の考えや思いを受け入れることも大事になりますね。これができる人は「仕事がデキる」と言えると思います。

――自分が独りよがりになっている状況が自分で気づけないこともあります。自分を客観視するにはどうすればいいでしょうか。

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