成長できない人が陥る「思考停止」。そこから脱却するために必要なことは? (4/4ページ)

新刊JP

――本書をどのような方に読んでほしいですか?

潮田:大きく分けると4つですね。まずは、タイトルに直接的に書いている「新人・若手」の皆さんです。この本の特徴は、単に「メモを取りましょう」とか「PDCAをまわしましょう」とか「コミュニケーションが重要です」という話を書いているのではなく、深いレベルでそれらの重要性を納得しながら仕事の基本を学べるようになっています。そして、若いうちに物事の本質を捉える力や柔軟性を持って考える習慣が身に付けば、それはどんな環境においても役立つので、ぜひ学んでほしいですね。

2つ目はリーダー、役職者、リーダー候補の皆さんです。この本でオオタさんを指導するスギナミ課長はすごく良い上司なんですけど、まさしくこういう理想的な上司を目指してほしいです。インタビューの前編でもお話ししましたが、スギナミ課長にはティーチングとコーチングのアプローチを入れていて、人材の育成はその両輪が必要だと思っています。スギナミ課長の存在から学べることはたくさんあって、どんな風に部下と接するべきか、話を進めるべきか、とても良い教材になると思います。リーダーや役職者の方が読むと、何度もハッとさせられる場面があると思います。

3つ目は、比較的大きな企業だと、OJT指導員やメンターといった育成担当の方がいるんですが、そういう若手を育成する担当の方に読んでほしいですね。この本を新人さんと一緒に読んでいくことで、共通言語を持てると思います。

最後は本のオビに書いてあるのですが、経営者の方や企業の人事教育担当の皆さんです。
前編でも話題に出ましたが、自宅で業務をする人も多くいると思いますし、コロナ禍において、物理的・経済的な理由でなかなか研修を実施できない企業も多いと思います。でも、人材育成は待ったなしで必要です。そのようなときに絶好のテキストになると思います。若手社員に読んでもらい、各自の具体的な行動を宣言してもらう形がいいのではないかと思います。

そうなると、ほとんどすべてのビジネスパーソンというのが本書の読者ターゲットになりますね(笑)。ベテランの方にも意外と忘れていたり、できていないことがあったりするので、読んでほしいです。

――リーダー層以上は、自分のことを振り返らないといけないなと思いますね。

潮田:そうですね。ただ、できていないからダメというわけではなく、できていないことが見つかったら、より良い姿になるように新たな習慣を身につけていくことが大事だと思います。本書は自分の姿を客観的に見るためのツールとしても使えるので、ぜひ読んで頂きたいですね。

(了)

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