【花言葉】「感謝」にまつわる花 (3/5ページ)
お世話になった相手へ丁寧にお礼をしたい場合に、花言葉と共に贈ってみてはどうでしょうか。
◇ラグラス「感謝」
イネ科の植物で、ふさふさとした柔らかい毛と丸みのある形から、ギリシャ語で「野ウサギの尻尾」を意味し、和名もウサギノオと名付けられています。国が違っても、同じ意味なのが面白いですね。
ドライフラワーにもなるので、長く鑑賞することができます。赤や黄色や青に着色されて出回っていることもあるので、そちらをチョイスしてみてもいいかもしれません。
◇カンパニュラ「感謝」
ラテン語で「小さな鐘」、和名も「風鈴草(ふうりんそう)」と見た目のイメージから名前が付いています。
ギリシャ神話では、花の女神フローラが精霊カンパニュールの死を悼んで、彼女をこの花に変えたそうです。
「思いを告げる」という花言葉もあるので、感謝や自分の思いを伝える際に選ぶのにぴったりです。
■秋の花(9~11月)
秋の花には、日本で長く愛されているものもありました。
◇ミズヒキ「感謝の気持ち」
花が紅白なところや、贈答品に付ける水引に似ていることから、「寿」や「お祝い」という花言葉もあります。
お世話になった人に、プレゼントやお花を贈りたい時や、お祝い事で感謝の意を伝えたい時に使いやすい花です。
◇オミナエシ「親切」
能楽の演目になった花で、平安時代の紫式部日記でも「橋の南なる女郎花(おみなえし)のいみじう盛りなるを」と愛でた記述がある、昔から日本人に親しまれてきた花です。
秋の七草の1つでもあり、黄色い小さな花は控え目ですが、とてもかわいく華やかで「美人」という花言葉もあります。
いつも親切にしてくれる女友達や職場の同僚へ、感謝の気持ちと一緒に贈ってみては?
◇フジバカマ「優しい思い出」「あの日を思い出す」
花は無臭ですが、葉を乾燥させると桜餅のような良い香りがするので、昔の人はにおい袋に入れて持ち歩いたり、髪の毛を洗うのに使ったりしていたそうです。