キーワードは「空き家・古家」低額不動産投資で勝つためのポイントは? (2/4ページ)

新刊JP

もうひとつ、変化の速い時代に生き残っていくための備えをしていただきたいという気持ちもあります。今回のコロナ禍のように自然災害によって不況がくることもありますし、自社の業界でイノベーションが起きて、それまでの需要が減ることもある。こうした中で生き残っていくためには1つのビジネスに頼るのではなく、別の収益源を持ってリスクヘッジすることが大切で、空き家・古家を利用した不動産投資はそのために最適なんです。

――大熊さんご自身はなぜこの投資手法を始めたのでしょうか?

大熊:私も会社を経営しているのですが、ある時に中古の区分マンションをひと部屋買わないかという話が舞い込んで、買ったことがあったんです。

それをリフォームして賃貸に回そうとしたのですが、まったくお客さんがつかない(笑)。お金をつかってしまっているし、どうしたものかなと思って自分なりに工夫してもう一度リフォームをしたり、不動産業者と相談したり、工夫してなんとか借り手を見つけたんですね。ただ、投資としては全然利回りがありませんでしたし、完全な失敗でした。

ただ、その時の経験である程度不動産の知識を得られたんですね。だから次に、不動産投資の話が来た時に、リベンジのつもりでもう一度やるか、と。その不動産というのが、「築40年以上の戸建ての古家」だったんです。

これが、やってみると安く済みますし、借り手もつきやすいし、すごくやりやすかったんですね。これなら自分の会社の「新規事業」としてできるんじゃないかと思って始めたのが最初で、今はアパートも含め30戸弱に投資しています。

――それだと、収入もかなりのものなのではないですか?

大熊:家賃5万円だとして、150万円弱ですから、会社のメインの収益源になるというほどではないのですが、中小企業や個人事業主の「副収入」としては大きいですし、本業のリスクヘッジになるんですよね。賃貸不動産業は収入の波がほとんどないので、企業のポートフォリオに組み込めるんです。

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