キーワードは「空き家・古家」低額不動産投資で勝つためのポイントは? (3/4ページ)

新刊JP

――ちなみに、本業は何ですか?

大熊:もともとは不動産とは何の関係もない塗装業です。

――空き家や古家を買ってリフォームするところで役立ちそうですね。

大熊:いや、塗装といっても自動車などの部品塗装ですから、建築やリフォーム方面の知識はまったくなかったです。製造業のことしか知らない経営者でした。

そして、これも私が中小企業経営者に不動産投資をおすすめしている理由なのですが、私が空き家・古家への投資を始めてから、すごく視野が広がったんですよね。不動産というこれまでまったく知らなかった分野のやり方を知ることで、これまでやってきた仕事に固執せずに新しい事業を考えられる頭になるという点で、経営者自身の成長につながる面があります。

――大熊さんにはどんな変化があったのでしょうか。

大熊:部品塗装業は基本的に「下請」ですから、どうしても売り上げが依頼主の会社に左右されます。そこからなんとか脱け出したいともがいていたのですが、空き家・古家投資を始めたことで変わっていきましたね。

リフォーム業を始めましたし、そのノウハウを教える教育事業も今はやっています。あとは、空き家・古家投資の勉強会を開くための一般社団法人を立ち上げたり、やれることが広がりました。また、IT・広報関係の会社や他の一般社団法人の役員などでお手伝いしています。

――空き家・古家投資の具体的な方法についても少しお聞きしたいです。日本に空き家は800万戸以上あって、その中から投資する物件をどう選んでいくのでしょうか。

大熊:よく知られているように、どんな地域でも駅前や駅近は土地が高くて、家賃も高い。逆に駅から離れると土地の値段は落ちるわけですが、家賃はそこまで落ちないんです。

駅から遠いと、駅前と比べて土地の値段は3分の1とか、ひどいと5分の1くらいになったりするんですけど、家賃はせいぜい2割とか3割下がるくらいです。

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