13年前の悪夢再び!? 安倍総理の深刻病状「猛烈なストレスで嘔吐物に鮮血も…」 (3/3ページ)

Asagei Biz

 では、かかる経緯で敢行された8月17日の電撃検査では具体的に何が行われ、尋常ならざる体調不良を裏づける、どんな病状が明らかになったのか。

 今回の検査の目的について、慶応病院側は「6月に実施した人間ドックの追加検査」と発表。安倍総理自身も「体調管理に万全を期すために検査を受けた」と説明したうえで「これから再び仕事に復帰して頑張っていきたい」との抱負を口にしている。だが、潰瘍性大腸炎に詳しい消化器内科の専門医は、慶応病院による公式発表、安倍総理自身による説明のいずれについても、次のように根本的な疑問を投げかけるのだ。

「そもそも6月の人間ドックでやり残した検査を2カ月もたった8月に追加で実施すること自体、通常では考えられないことです。また、6月の検査で何らかの異常が見つかったための再検査との見方もあるようですが、総理というスーパーVIPの異常を主治医らが2カ月間も放置しておくはずはありません。結局、医学的かつ科学的な見地に立てば、6月の検査後、安倍総理の持病である潰瘍性大腸炎が増悪ないしは再燃を来し、体調不良に耐えきれなくなった安倍総理が緊急の検査ないしは治療のため、慶応病院に駆け込んで主治医に助けを求めた、と考えるのが最も合理的です」

 国の難病にも指定されているように、潰瘍性大腸炎は難治性の疾患である。それゆえ多くの場合、投薬による内科的治療によって寛解状態(治癒には至らないものの、病状が何とか安定している状態)を維持することが治療の中心となる。しかも、いったん得られた寛解状態が再び悪化してしまうケースも決して珍しくはないのだ。慶応病院関係者の重大証言。

「実は安倍総理の潰瘍性大腸炎は内科的治療がなかなか奏功せず、96年には外科的治療、すなわち大腸全摘術が検討されたほどでした。大腸全体に炎症が広がる全大腸炎型と呼ばれるタチの悪いタイプです。しかもここ数年、安倍総理は森友・加計問題に桜を見る会問題、閣僚の辞任や逮捕・起訴、さらには新型コロナ対策への批判など、猛烈なストレスにさらされてきました。そして、潰瘍性大腸炎の増悪や再燃の最大要因はストレスなのです。安倍総理の病状は今、体調不良で総理辞任を余儀なくされた07年9月の頃よりもさらに深刻な状況にあると言っても過言ではありません」

 安倍総理が闘いを強いられるのは新型コロナだけではないようだ。

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