ロジカルに説明する力を手に入れる簡単な方法 (1/4ページ)
ビジネスで、「ロジカルシンキング」「ロジカルな説明」という言葉を聞いたことはないでしょうか? ロジカルシンキングはビジネスパーソンに必要なスキルでもあり、自分の考えを深めるためにも必要な思考法になります。
またロジカルシンキングを身に付けると、自分の意見や主張の説得力がグッと増し、相手からの理解や賛同を得られやすくなるので、この思考法は仕事でも日常生活でも自分の武器となってくれることでしょう。
今回は、そんなロジカルシンキングを身に付ける方法を紹介します。
■ロジカルとは?
ロジカルは、ロジック(=論理・筋道)の形容詞で、「論理的な」「筋の通った」という意味で使われます。ちなみに、これらはギリシャ語のロゴス(=概念・理論・思想)が語源となっています。
また、ロジカルシンキングとは、感情や感覚で物事を捉えるのではなく、情報を整理し、それぞれの要素を筋道立てて、結論や解決策を導き出す考え方です。
■ロジカルでないとは
では、反対にロジカルでない人とはどのような人でしょうか。
◇ロジカルな人とそうでない人の違い
ロジカルな人は、物事を筋道立てて考えられ、その考えを論理的に説明できる人です。ロジカルでない人とはその逆の人のことです。
分かりやすい例を挙げると、明らかに主張が支離滅裂だったり、結論を導き出す理由の部分が不十分だったりします。他には、相手の質問に対する回答がズレているなんてことも。
ビジネスのシーンではもちろん、日常生活でも「この人、何を言いたいのか分かりづらい……」という印象を与えてしまい、信頼を得にくいでしょう。
◇ロジカルでない人に見られる共通点
非論理的な人たちには、以下のような共通点が見られます。