小さな会社も「副業」する時代へ 不動産リフォームで賃貸収入を得るためのコツ (3/4ページ)

新刊JP

不動産管理会社に所有する物件の管理を頼んだ場合、管理費は家賃の5%くらいのものなので、自分たちで管理することで本業に支障が出るくらいなら、外注してしまうのも手だと思います。

――中小企業が、「副業」として不動産投資を始める場合、利回りの目安は何%くらいですか。

大熊:12%前後でしょうね。最低12%。すごく高い数字のように思えますが、空き家・古家を対象にする場合十分可能なんです。

――こうした市場に大手の不動産会社が参入してくることはないのでしょうか。

大熊:今のところ参入してきていませんし、おそらく今後も参入することはないと思います。なぜかというと、額が小さすぎるんです。200万円とか300万円の物件の仲介を大手の会社がするかといったら、まずしません。

知人に大手の不動産会社の方がいますが、「こんな物件を会社に持って帰ったら上司に怒られる」と言っていました。だから、むしろ私のところに紹介してくれることも多いです。向こうからしたら空き家・古家の売却先を探している人も一応顧客ですから、自分のところでは扱いたくないけど、無下にもできないんですよね。だから「知り合いに紹介しておきます」となる。これはリフォームについても同じで、大手の工事会社はこういう小さな案件はまず扱いません。

――入居者探しはどうしていますか?

大熊:そこが不動産投資で一番大事なところです。だから不動産会社に任せずに、どういう流れで入居者がくるか、どういう物件なら借り手がつくのかを勉強しないといけません。

ただ、基本的には不動産会社に、やってきた人に物件を勧めて、気に入ったら契約するという流れなので、不動産会社に置いてもらう資料を工夫するというのがすごく大事です。不動産会社で物件を探した人ならわかると思いますが、大体どの物件も「間取り図」があって「外観」があって、あとは日当たりとか、駅まで何分とかの情報が載っていて、という感じでしょう。そこを工夫して、他の物件とは一味ちがう資料を作って、不動産仲介業者に営業をかけるわけです。

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