小さな会社も「副業」する時代へ 不動産リフォームで賃貸収入を得るためのコツ (4/4ページ)
――最後に、中小企業経営者や個人事業主など、今回の本のターゲットとなる方々にメッセージをお願いいたします。
大熊:今はどんな業種でも、環境の変化が速く、激しくなっている時代ですから、1つの業種で生き残るのはすごく難しくなっています。
イノベーションが起きて、自社の需要が一気になくなることもありますし、台風や災害のリスク、為替リスク、政治環境の変化で自分のビジネスが被害を受けることもある。資金力で劣る中小企業は、こうしたリスクが顕在化した時に「嵐」が過ぎるまで待つ余力はないはずで、だからこそ1つのビジネスだけでなく、別の収益源を持つことが大切になります。
ただ、別の収益源を作るといっても、どの業種もみんな切磋琢磨しているわけで、いきなり新参者が成功できるほど甘くはない。そう考えた時に、不動産投資はやはり向いていて、なかでも空き家・古家への投資は低額で始められるのと、利回りが高いのとで、中小企業のリスクヘッジに最適ですし、財務体質の改善にも役立ちます。本業が行き詰った時に、方向転換するためのつなぎの資金にもなる。節税や事業承継にも役立ちます。
そして、繰り返しになりますが、未経験の業種に触れる(経営体験)ことで、経営者自身の成長にもつながるのもメリットです。製造・小売・卸・建築業などの中小零細企業や店舗・士業・コンサルタントのような個人事業主の皆さんには、ぜひチャレンジしていただきたいと思っています。
(新刊JP編集部)