プロ野球ペナント前半戦から査定する!「巨人“一強”の理由」 (2/3ページ)
連覇への死角なしと、前出の江本氏は断言しながらも、こう嘆息する。「巨人がけっして好調だとは思えないけど、他があまりにふがいない……」
“巨人一強”の責任が大きいのは阪神だ。
「矢野燿大監督の手腕? 率直に言って微妙です」阪神OBで解説者の藪恵壹氏は、こう一刀両断する。
「今季は大山悠輔と髙山俊を一本立ちさせないといけない年。年齢的に糸井嘉男と福留孝介は併用が理想的ですが、開幕から2人や外国人に頼った結果、大山、髙山が弾き出されました」
野手の近本光司や梅野隆太郎、投手の髙橋遥人や青柳晃洋など、力を発揮している選手も少なくない。だが、チーム編成に問題点あり、という指摘も聞こえる。
「フロントが生え抜きを信じていない。将来を考えれば、シーズンを通して大山を4番に据えるべきです。それが開幕はボーア、すぐにマルテになり、7月5日から大山が座ったものの、8月20日からはサンズに。大山本人もプライドが傷つけられているでしょう」(スポーツ紙阪神担当記者)
■DeNAは打高投低が目立つ
DeNAは打高投低が目立つ。その象徴の山﨑康晃は、たび重なる救援失敗で、守護神の座をはく奪された。
「新守護神を務める三嶋一輝が結果を残しているんですが、左腕の濵口遥大、期待されていた上茶谷大河ら先発陣も突然、崩れて打たれることが多い。安定しているのは井納翔一くらいです」(スポーツ紙デスク)
打線はクリーンナップの佐野恵太、宮﨑敏郎が好調を維持。