熱中症・夏バテの救世主。「鉄分」摂取量を増やして目指すは疲れない身体! (1/3ページ)
自粛から一転して外出が増えていくことで、例年以上に注意が必要とされるのが熱中症や夏バテです。
予防対策としては、水分と塩分摂取が知られていますが、近年の研究から“鉄分”も重要だということがわかってきました。
熱中症・夏バテ対策のカギとなる“疲労回復ミネラル「鉄分」” について紹介します。
熱中症や夏バテと鉄分の関係
夏場にかけて増える熱中症は、身体の血流機能の低下などにより深部体温が上昇し、オーバーヒート状態で汗をかくことで起きる脱水症状です。汗にはミネラルが含まれることから、過剰な発汗により電解質バランスが崩れ、血流が低下し、失神やけいれんなどの脱水症状が発症します。
一方、夏バテも熱中症と同様に体温調節機能の乱れによって生じるもので、血流の滞りが影響します。
このことからも、熱中症や夏バテを防ぐためには血流をよくしておくことが大切なのです。
血液には、酸素を全身に運搬する重要な働きがあります。酸素は体内に吸収された鉄と結びつき、ヘモグロビンとして全身に運ばれることから、鉄が不足すると細胞が酸素不足になり疲れやすくなります。
そして鉄は、汗によっても失われていくことがわかっています。
日本女性の2人に1人は「隠れ貧血」
鉄分が不足すると貧血を起こしやすくなりますが、日本女性は世界と比較して、約4~5倍も貧血人口が多いことがわかっています。さらに、日本女性の4人に1人以上が「鉄欠乏性貧血」だとされ、「隠れ貧血(鉄欠乏)」は2人に1人ともいわれています。
他国と比較してもその割合は高く、アメリカの4~5倍に上るというデータもあります。