GoToトラベルを賢く利用!日本全国「旅行すると金がもらえる」街 (1/2ページ)

日刊大衆

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 新型コロナウイルスによる緊急事態宣言や自粛によって、宿泊施設や飲食店など観光業が甚大な損失を被っている。

「コロナ禍にあえぐ観光業を救済するべく政府が打ち出したのが、一連のGoToキャンペーンです。その第1弾となったGo Toトラベルは、予算1兆1000億円の巨大事業。旅行先の宿泊費だけではなく、土産物屋や観光施設などの利用料も割引対象とする超大型振興策です」(全国紙政治部記者)

 旅行好きで、トラベル関連情報はチェックしているというフィナンシャルプランナーの飯田道子氏が、その概要を解説する。

「Go Toトラベルは基本的に宿泊費と交通費の35%、現地のお土産や施設利用料の15%を国が支援するというものです。利用方法も、じゃらんや楽天、JTBなどの大手旅行
代理店で申し込むだけでOK。期限や利用限度があるものの、利用方法も決して難しくなく、お得な旅ができます」

 そんなお得な国策が実施されている中、国のGo Toキャンペーンで増える観光客を見込んでか、全国の地方自治体や観光協会が独自の割引を行っているケースがあるという。

「たとえば、石和温泉や桃、ぶどうなどの観光農園で知られる山梨県笛吹市は、コロナで激減した観光需要を盛り返すために、市内のホテルの宿泊費を半額にする支援を打ち出しています」(旅行代理店スタッフ)

 どれほど得なのか、笛吹市の観光商工課に尋ねてみた。「宿泊費が1万円のホテルに泊まると、市が半額を補助して5000円になります。これはグループ旅行にも適用され、1人2万円のホテルに10人で宿泊すると、通常なら20万円かかりますが、市の半額負担で10万円ですみます」

 この半額宿泊クーポン券は、《じゃらんのふるさとキャンペーン&お得クーポン》を通して予約すれば入手できるのだが、あまりの人気に現在はキャンセル待ちの状態だという。

 また、笛吹市の宿泊クーポン券はGo Toの割引と併用して利用できる。「1泊1万円の市内のホテルに泊まった観光客の方には、Go Toを併用して1泊2000〜3000円で宿泊された方もいます。

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