世界で初めて可視化された超大質量ブラックホールの正体は、仮説上の天体ボソン星かもしれない(オランダ・ドイツ共同研究) (2/5ページ)

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ボース粒子は同じ空間に重なり合い、ひとつの大きな粒子のように振る舞うことができる(物質波やド・ブロイ波と呼ばれる)。これは実験によって実際に確かめられていることだ。

 またボース粒子は、ある空間に圧縮されることもあり得る。これは「スカラー場」として表すことができるが、もし適切な条件が整えば、比較的安定した天体のような構造を形成すると考えられる(これはあくまで理論上のことで、現時点では確認されていない)。

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・ブラックホールとボソン星はどう見えるのか?

 ブラックホールと同様に、「ボソン星」もまた一般相対性理論によって予言されている存在だ。それは太陽の数百万倍もの質量がありながらも小さくまとまっているという、超大質量ブラックホールと同じような特徴があるとされている。

 ゆえに、銀河の中心に存在している超大質量の天体がじつはボソン星なのではないかと考える学者はこれまでにもいた。

 『Monthly Notices of the Royal Astronomical Society』(7月2日付)に掲載された研究では、もしボソン星を望遠鏡で観測したとしたらどのように見えるのかを計算し、それとブラックホールとの違いを考察している。

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image by:Olivares et al。

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