生き方を見直すときに大切な「使命」という視点 (4/5ページ)

新刊JP

使命は人助けと思う人も多いですが、実は、使命は人助けと思っている人ほど、使命から遠ざかるというトラップがあります。この部分は誤解されやすい部分なので本書をお読みいただき、そのトラップを理解すると良いです。

また、使命に進んだ人の例としては、経営学者のピーター・F・ドラッカーもそうです。彼はビジネスにおいて使命に進むことの大切さを伝えていました。使命の概念を経営に適用することが、彼の使命だったのだと思います。

もちろん、他にも使命に進んで成功をしている人はいます。世界で100年以上続いている企業の8割が日本企業だと言われていますが、それは使命に基づく経営、「使命経営」をしているからだと思います。

――企業が長く続くということは、社会に対して価値を生み出し続けているということですからね。

松島:そういうことです。利益を出すのは当たり前として、社会にとってどんな良いことができるかという視点でスタートしています。そういう企業はやはり人から愛されるし、ビジネスも健全でいますよね。

――個人の話に戻りますが、使命に進むことによって、どんな人生がもたらされるのでしょうか?

松島:自然体で生きるということができます。自然体で生きることができれば、楽しいじゃないですか。それに誰かから役に立っているので満足度も高くなり、集中力は増すし、精神的にも老けない。いつでも精力的でいられる。そういう人生がもたらされます。また、誰もやったことがないイノベーティブな活動も増えることになります。もちろん、富も拡大します。

そして社会全体が今、「お金を稼いで自己中心的なやりたいことをやる」といった生き方よりも、「使命に進む生き方」の方が良いのではないかという空気に変わりつつあるように感じています。
今、大人気のテレビドラマ「半沢直樹」でも「使命」というセリフが沢山出てきます。
すでに、使命は当たり前のものになっているといえるのでしょう。その本質は明らかにされていませんでしたが、今回、本書で明らかにしました。

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