恋と愛の違いって何?トキメキがあればいいの? (2/2ページ)
■トキメキを求めているか、落ち着きを求めているか
恋はいつも胸がときめくものです。「相手は今、何をしているのだろう。」と考えたり、「相手は一体どんなものが好きなのだろう。」と考えるだけで胸が高なります。相手とデートをすれば、ソワソワとしてしまい、うまく話すことができないなんてこともあるでしょう。このように恋はいつも心がトキメクことがつきものなのです。
それに対して愛はどうでしょうか。愛は心がトキメクというよりは、「落ち着く」と言う言葉が適しているでしょう。胸がドキドキするのではなく、静かに、穏やかな気持ちになる。相手と一緒にいると、安らぎを感じる。こういった、「安心感」のような感情があるかどうかで、それが恋であるのか、愛であるのか、違いがわかるかもしれません。
比較的軽い関係が多い恋には、責任が伴わないことが多いです。結婚などといった深い関係ではなく、まだお付き合い上の関係が多いので、2人の間だけで責任が完結します。それに対して愛には常に責任が伴います。関係性も重いものが多く、結婚や家族といった、非常に密接な関係になるでしょう。責任の違いと言う面で恋と愛は大きくなります。
恋と愛の違いと一口に言っても、そう簡単にこの2つを区切るのは難しいことかもしれません。しかし、両者の違いを考えることによって、今の相手との関係性を模索したり、今の相手との「恋」が、将来の「愛」になり得るのかということがわかるかもしれません。
答えがない問題かもしれませんが、ぜひあなた自身で恋と愛の違いについて一度考えてみてはいかがでしょうか。(ハウコレ編集部)