新型コロナも撃退できる!?「健康カレー」で元気になる! (2/3ページ)
市販されているカレールーにも、こうしたスパイスが配合されているが、日本人に合う比率があるという。「クミンが大さじ1杯、コリアンダーが大さじ1杯、ターメリック小さじ1杯、レッドペッパーが小さじ半分。この割合で調合すれば、日本人もカレーペーストが作れます」(ノグチ氏)
北インドではさらに、いい香りのスパイスをミックスさせたガラムマサラを入れる家庭が多いのだが、そのスパイスの種類や配合は各家庭で違うという。「たとえば、お腹が弱いお父さんがいる家庭は、奥さんが、お腹の調子を整えるスパイスを多く配合したりしていますね」(前同)
また、インドではカレーの具材は肉だけでなく、魚なども入れる。「海岸に近い南インドは、魚を具材にするところも多いですね。カレーはスパイスの配合で香りや味も変えられ、具材も入手しやすいものを選べる。非常に便利な料理なんですよ」(同)
日本でいえば、みそ汁に近い。旬の野菜や肉、魚介類と、具材を自由に選べる一方、赤みそや白みそなど、使う種類によって味を変えられる。みそが、健康にいい点も似ている。前出の小泉氏によると、使うスパイスや食材を変えることで、その“食効”も変わるという。「たとえば、コロナや風邪を予防したい場合はシソの葉、レッドペッパー、シナモンなどを入れるといいでしょうね。シソに含まれるβ-カロテンは、体内でビタミンAとして、皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあり、赤唐辛子は体の代謝を高め、ウイルスに強い体を作ります。また、シナモンには発汗、解熱といった風邪の予防や、改善に効果がある成分が含まれています」
■ヤマイモや野菜をたっぷり入れて
では、カレーで精力アップしたいとしたら、どんな食材を入れるべきか。「たとえば、漢方で山薬と呼ばれるヤマイモには精力増強の効果があります。カレーの具材にヤマイモなどの食材を入れて食べると、下半身の力がみなぎります」(小泉氏)
料理研究家の小河知惠子氏が考案した『ミルク入りチキンカレー』は食べておいしく、元気になる逸品。小河氏に、ちょっとしたコツを伝授してもらった。「カレー味のベースは、ルーよりも粉のほうがオススメです。