新型コロナも撃退できる!?「健康カレー」で元気になる! (1/3ページ)

日刊大衆

写真はイメージです
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 老若男女問わず愛される国民食には、素晴らしいパワーが秘められていた! 活気のある人生に必須の隠し味とは!?

 今や日本の国民食とも言えるカレーだが、ルーを構成するスパイスは60種類に及ぶという。『くにやクリニック』院長で漢方専門医の小泉久仁弥氏によると、「カレーのスパイスには漢方薬になっているものが、たくさんある」らしい。「たとえば、カレーの黄色の元になるターメリックは、漢方ではウコンと呼ばれ、皮膚病や肝臓病の生薬として調合されます。また、メインスパイスであるコリアンダーシード(パクチーの種)や、クミンも薬用植物として利用されています。カレーは、いわば“食べる漢方薬”なんですよ」

 おいしいうえに、体を元気にするさまざまなスパイスが入ったカレー。ちなみに生活習慣病関連の数値を改善したい人にもオススメだという。「実は私自身、カレーを食べて、生活習慣病の数値が改善したんです。多忙からのストレスで食欲がなくなり、飲み過ぎた時期があって、中性脂肪値が大きく上がり、肝機能の値も悪化。どうにか好物のカレーで改善できないかと、週に2〜3回、意識的にスパイスを使ったカレーを食べるようにしたんです」(前同)

 カレーによる食事療法の効果はテキメン。次第に体調がよくなり、体も軽くなっていったという。「自身で調合した漢方薬も併用したんですが、カレーの力は大きかったと思います。現在も中性脂肪や肝機能の数値は、正常に保っています」(同)

■本場のインドでも“食べるアーユルベーダ”

 本場のインドでも、カレーは“食べるアーユルベーダ(インドの伝承医学)”の考え方を継承している。『東京最強カレー』(昭文社ムック)など、カレーやインド関係の著書も多い『インドアメリカン貿易商会』社長のシャンカール・ノグチ氏が、こう説明する。「インドの夏は50度まで上がる地域もある。よって気候的にも非常に厳しいんですね。その中で健康を守るために生まれたのが、身近にあったスパイスを使う伝統です」

 日本人はスパイスたっぷりのインド料理をカレーだと思いがちだが、カレーの主要スパイスはターメリック、コリアンダー、クミン、クローブ、コショウや、レッドペッパーだ。

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