翼を広げると7メートルもある巨鳥から巨大ペンギンまで、かつて実在した10種の怪鳥たち (1/7ページ)

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翼を広げると7メートルもある巨鳥から巨大ペンギンまで、かつて実在した10種の怪鳥たち
翼を広げると7メートルもある巨鳥から巨大ペンギンまで、かつて実在した10種の怪鳥たち

かつて実在した怪鳥たち/iStock

 鳥のイメージといえば、ちゅんちゅんとさえずる可愛らしい姿だろうか? それとも猛禽の鋭く凛々しい姿だろうか?

 だが忘れてはいけないのは、彼らが恐竜の子孫だということだ。ノコギリのようなクチバシで魚を狩ったり、小型の馬を捕食したり、あるいは翼長7メートルという大きな翼で空を舞ったり。

 そんな怪物のような鳥がかつては存在したのである。
 ここでは残念ながら、すでに絶滅してしまった先史時代の怪鳥たちを紹介しよう。
・ケレンケン・ギレルモイ(Kelenken guillermoi)


Super Depredadores Prehistoricos"Aves del Terror" El Kelenken y el Titanis.

 1500万年前、鳥でありながら南米大陸の生態系の頂点に君臨していたこの恐鳥類は、テウェルチェ族に伝わる悪魔ケレンケンにちなむ名を冠している。背丈は3メートルに達し、その頭部は長さ70センチと鳥類の中では史上最大の大きさ。巨大なクチバシは、現代のタカでさえ可愛く見えてしまうほどだ。

 化石が発見されたのはアルゼンチン。飛ぶことはできなかったが、フォルスラコス科最速の脚力で俊敏に走り回り、大型の肉食動物として獲物を捕獲したほか、死肉も貪ったのではないかと考えられている。
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