イジる人の心理と撃退法 (1/6ページ)

マイナビウーマン

イジる人の心理と撃退法
イジる人の心理と撃退法

#女子を困らせる人、今回のテーマは「イジる人」。

イジる人はなぜイジってくるのか。また、イジってくる人にはどう対処したらいいのか、等について考えてみたいと思う。

■イジり=イジメやハラスメント

私は女子校から共学の大学に進んだ時に、イジりの洗礼を受けた。男子から「ブス」「デブ」「モテないだろ(笑)」的なイジりをされて、ものすごく傷ついた。

現在の私なら次元大介より素早くグレッチを抜くが、当時は「男子のコミュニケーションってこうなんだ」「これになじまなきゃいけないんだ」と思っていた。

でも、あれは単なるイジメだったと思う。彼らは言い返せなさそうな相手を選んでやっていたし。イジりの厄介な点は、イジメやハラスメントを「笑い」というオブラートで隠してしまうことだ。

当時は私も「ひょうきんなブスでーす!」みたいに自虐して、笑いで返していた。それは「ブスだと自覚してるから、これ以上殴らないで」という自己防衛反応だった。

でも自虐すればするほど「こいつには何言ってもオッケー」とナメられて、扱いがひどくなった。それで自尊心をゴリゴリに削られた結果、過食嘔吐するようになった。

同様に、女子校から共学に進んだ友人は「お前みたいなブスに興奮する男はいない(笑)」と男子に言われたそうだ。「その後、私がDV男やモラハラ男と付き合ってしまったのは、『自分みたいな女を好きになる男はいない』と呪いをかけられたからだと思う」と振り返る彼女。

イジる側は冗談のつもりでも、それは人を一生苦しめる呪いになるのだ。

また、イジられる側に「気にしても無駄」「自分に自信を持って」とか言う人もいるが、どう考えてもイジる側に問題がある。身体的な暴力は加害者が罰せられて当然なのに、言葉の暴力は「気にするな」と被害者が言われるのはおかしい。

「きれいになって見返せばいい」とか言う人もいるが、それはイジメの被害者に「いじめられないよう努力しろ」と言うのと同じだ。

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