ダルビッシュ、最多勝は“日本流バッテリー”のおかげ? 異例の取り組みはMLB他球団も追随か (1/2ページ)

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ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)
ダルビッシュ有(写真はレンジャーズ時代)

 ダルビッシュ有(シカゴ・カブス)が頂点に立とうとしている。その栄冠を手にすれば、日本流の配球とパーソナル捕手の存在もクローブアップされるだろう。

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 今季のレギュラーシーズン最後の登板を終え(9月25日/現地時間)、8勝(3敗)。試合数が大幅に短縮された異例のシーズンとは言え、ナ・リーグ最多勝のタイトル獲得が確定した。同時点での防御率は2・01(リーグ2位)、奪三振数93(3位)、1イニングあたり何人の走者を許したかを示すWHIPも0・96(4位)。このように他部門でも上位につけており、シーズンでもっとも優秀な投手に贈られるサイ・ヤング賞の最有力候補の筆頭候補にも挙げられている。選出されれば、最多勝タイトル同様、日本人投手としては初めての快挙だ。

 「故障が癒え、昨季後半から調子が上がってきた感じです。今季好調の要因ですが、米メディアは直球のキレが良いと伝えていました。カラティーニとの呼吸もピッタリです」(米国人ライター)

 8勝目を挙げた試合も、スタメン捕手はヴィクター・カラティーニだった。カラティーニは「ダルビッシュのパーソナル捕手」とも位置づけられている。

 「カラティーニとバッテリーを組んだ後、彼の復活と快進撃が始まったと言っていいでしょう」(前出・同)

 移籍1年目の2018年は故障に泣かされた。昨季前半は勝ち星が伸びなかったが、後半から一変。カブスには強肩強打のウィルソン・コントラレスという正捕手がいたが、パートナーをカラティーニと入れ換えた。すると、故障前の躍動感も戻ってきた。

 「コントラレスは強肩を買われて、2012年に捕手にコンバートされました。研究熱心で、彼に『キャッチャーとは』を教え込んだのが、今季からカブスの監督になったデイヴィッド・ロスです。

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