「我が巨人軍は永久に不滅です」ほか、プロ野球「伝説の名言&名言」プレイバック (1/2ページ)

日刊大衆

画像はイメージです
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 ペナントも約90試合を消化し、終盤戦に突入した。パ・リーグはソフトバンクとロッテが激しい首位争いを展開する中、セ・リーグは原辰徳監督率いる巨人が独走状態、順調にマジックを減らしている。

「今季の原監督の采配は外れなしで、球界では“神采配”と呼ばれています。なぜ、かくも強いのか。その答えが集約されていたのが、9月21日の広島戦の勝利監督インタビューで、原監督が語ったこの言葉です」(スポーツ紙巨人担当記者)

〈我々は個人軍ではない。巨人軍なんです〉

 この日、原監督は、先発した直江大輔が5回に一死、一、二塁のピンチを招くと、躊躇なく投手を交代。

「直江は、あとアウト2つで勝利投手の権利がもらえました。6対2と4点リードしている場面でしたので、普通は続投させるはずです。この継投に象徴されるように、今季の原監督は勝利のためには“鬼采配”を辞さない覚悟なんです」(前同)

 長嶋茂雄監督時代にヘッドコーチに就任し、帝王学を学んだとされる原監督。ファンやマスコミに対するサービスなど、両者はよく似ているとされるが、指揮官として非情に徹することができるのは、原監督のほうなのかもしれない。

「怖いばかりかと思いきや、原監督にはお茶目なところもあります。師匠のミスターには〈鯖は魚偏にブルーですね〉など、独自のミスター語がありましたが、それは原さんも同じ。〈イロハのニ〉とか、〈目標は1つだけ。1つはペナント優勝。2つ目は日本一〉などの発言も(笑)。ただ、今季はそれを補って余りある凄みがありますね」(同)

 原監督の師匠である長嶋氏の名言と言えば、引退式での〈我が巨人軍は永久に不滅です〉が有名だ。

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