岸部四郎、ジュリー、ショーケン…世間が熱狂!グループサウンズの「感動秘話」 (2/3ページ)
その思いが瞳に届き、38年ぶりに元メンバーと対面が実現するんです」(同)
そして、13年にタイガースは、沢田、加橋、岸部一徳、森本、瞳というオリジナルメンバーで再結成、全国ツアーを実施した。
「最後の東京ドーム公演には、闘病中だった岸部四郎さん(以前はシロー)がゲストとして車椅子で登場。メンバーに囲まれてビートルズの『イエスタデイ』を歌った。あれは感動的でした」(芸能リポーターの石川敏男氏)
■ジュリーは人間関係を大切にしていた
岸部四郎は、69年に脱退した加橋の後任だったため活動期間は重複せず、ドーム公演が初めて歴代メンバー6人がステージ上で勢ぞろいした瞬間となった。
「加入当時、楽器演奏ができなかった四郎はタンバリンを担当。それも上手ではなく、タンバリンに音が出ない細工がしてあったとか(笑)」(前出の関係者)
だが、関西訛りのとぼけた味わいのトークで独特のポジションを築いた。
「その時代があったから、後にワイドショーの司会者を長年、務めることになったんでしょう」(石川氏)
タイガースを愛したジュリーは、他のGS時代の人間関係も大切にした。
「長らく『ザ・ワイルドワンズ』の加瀬邦彦さん(享年74)にプロデュースを任せ、元『ザ・スパイダース』の井上堯之さん(享年77)、大野克夫さん(81)らによる『井上堯之バンド』をバックバンドにしていた。一連のヒット曲は、彼らとの共同作品なんです」(元レコード会社社員)
加瀬との縁は続き、10年には、『ジュリー withザ・ワイルドワンズ』として活動している。
さて、ジュリーと双璧と言える存在が、元『ザ・テンプターズ』の“ショーケン”萩原健一(享年68)だ。