SONY主催「trialog vol.10 -クリエイターと社会のディスタンス-」開催 吉田修平がコロナの影響について語る (1/3ページ)
2020年10月10日、SONYが主催する三者対話ライブtrialogの第10回である「trialog vol.10 -クリエイターと社会のディスタンス-」が開催された。
今回のtrialogでは、これからの時代に向けてプロトタイプに挑むクリエイターと、新しい価値を生み出そうとしているソニーのプロジェクトや事業に関わるキーパーソンが、“クリエイターと社会のディスタンス”というテーマで、4つのセッションを通して議論を繰り広げた。
セッション2の「クリエイターをどうエンパワーメントするか」では、ゲームクリエイターの水口哲也氏がモデレーターとなり、プレイステーションなどのプラットフォームで多様なゲームクリエイターと関係性を築いてきた吉田修平氏とニューヨークで活動するゲームデザイナーのミツ・カンダガー氏がゲストとして登壇。
水口哲也氏は『セガラリーチャンピョンシップ』や『Rez』『メテオス』という人気ゲームを世に送り出してきた人物。吉田修平はSIEワールドワイド・スタジオ プレジデントだ。
新型コロナウイルスの影響について吉田氏は「ゲーム業界にとって重要なリアルイベントが中止になっているので、オンラインでどう補完してサポートしていくかが今後の課題」と話す。
それに対し、ニューヨークを拠点とするミツ氏は「ニューヨークでのコロナウイルスの影響はとても大きく、様々な人に悪影響を及ぼしているが、適応力を発揮するしかないと思う」と話した。
発展を続けるゲーム業界に関して吉田氏は「昔に比べ、ゲームを作る費用も低くなり、ゲームを作成するためのツールが出来たり環境がとても変化した。そのおかげでゲームを作る敷居が低くなり、新しいクリエイターが沢山増えた。