「退社秒読み」TOKIO長瀬『鉄腕ダッシュ』奇跡回に残した“後悔の言葉” (4/4ページ)
量は少ないが、味そのものは素晴らしかったようだ。
「長瀬も“意外にあっさりしてる”と評し全員が“うんうん”と頷いていました。長瀬と全員の絆がよく分かる回でしたね。それだけに、最後の最後のラストがとにかく残念だったんです……(笑)」(前同)
■屁理屈をこねて大失敗
締めにすべてのうま味が凝縮されたウニ出汁でリゾットを作りたいところだったが、島に米はない。「せめて出汁だけでも」と出汁を飲むことに。松岡が用意している様子に、「ヤベェ飲みてぇ!」「すげぇ美味そう!」「絶対美味しい!」と大盛り上がりだったのだが……。
「ところが、一口飲んだ松岡が“薄いな……”と微妙な顔。ウニを漉さないでそのまま入れたため、味が溶け込まず、ただの“海鮮出汁とウニ”になってしまったんです。ナレーションは“屁理屈をこねて身を潰すのを横着した結果”と、調理中の松岡の“荒っぽく島料理で行こう”“素材の味を生かそう”という発言を非難していました(笑)」(前出の記者)
城島が「いい記念でウニバーサリー(アニバーサリー)になりました!」とダジャレで締めるも、「こっちの締めも薄味――」と辛らつなテロップが出て、番組は終了。
微妙に締まらない終わり方となってしまったが、見方を変えれば、TOKIOらしいともいえる。
■次回はノミネート特別企画
「メインの白身魚が用意できなかったのは、長瀬にとって心残りになったかもしれませんが、引退までの間にもう1度くらい、全員が島に集結するチャンスがあればいいですね。しかし、本当に楽しそうに島でTOKIOと過ごしている長瀬が来年3月末で見納めと思うと、やはり残念です」(前出の記者)
次回は「第1回DASHデミー賞」と題して、「あの名物やあの人々をTOKIOが勝手にノミネート」するという、1つの節目になりそうな企画。
番組も長瀬引退に向けて、一区切りつけようとしているのかもしれない――。
微妙に不本意な結果となりながらも、楽しめたウニしゃぶ。これからも、来年の3月末まで、長瀬が心残りのないようにDASH島を楽しめることを祈るーー。