原辰徳、長嶋茂雄、星野仙一…プロ野球界を震撼させた「名言&暴言」舞台裏 (3/5ページ)

日刊大衆

ヤクルトの監督時代、ノムさんが折に触れて口にしていたのが、この言葉なんです」(球界関係者)

■闘将星野のキャッチフレーズ

 選手、監督時代を通じて闘志をムキ出しで戦ったのが、故・星野仙一氏だ。その闘将星野のキャッチフレーズとなったのが、〈勝ちたいんや〉だろう。2002年に阪神の監督に就任した星野氏は、2年目のキャンプイン前日のミーティングで、「勝ちたいんや。ファンを喜ばせたいんや」と熱弁。これをチームスローガンとし、見事ペナント優勝を飾っている。

「星野さんは後年、テレビ番組で、“明石家さんまさんからもらった色紙に書かれていた言葉をヒントにした”と告白しています。そこに書いてあった言葉が“勝ちたいんや”だったんです。ただ、さんまさんによれば、これはゴルフでイカサマをした坂東英二さんをとがめたときに、坂東さんが逆ギレして叫んだ言葉だったとか(笑)」(スポーツ紙阪神担当記者)

 元は“珍言”だったのだ。

「星野さんは11年から4年間、楽天の監督も経験しています。13年には“負けないエース”田中将大の活躍もあり、監督として初の日本一を達成しましたが、裏話があるんです」(前同)

 日本シリーズは星野楽天と原巨人が激突し、白熱の戦いは3勝3敗で第7戦までもつれ込んだ。

「6戦目はエース田中が先発、完投するも惜敗。最終戦には田中を投入できないと思われたが、星野さんが田中に〈明日は無理やろな……〉と囁くと、これに発奮した田中は“やれます!”と即答。

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