自然を愛する心は心の安定性を求める心理的欲求と関連性があることが判明(米研究) (2/3ページ)

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・自然との触れ合いで心理的欲求が満たされるほど自然が好きになる
調査から明らかになったのは、自然との触れ合いで心の欲求が満たされていると感じている人ほど、自然に対して愛着を抱いているということだ。
それぞれの欲求と自然への愛着の各要素には関連性もあった。たとえば、自然との一体感を強く感じている人は、関係性が高い傾向が見られたという。
独りの時間を求めて自然を訪れる人もいるかもしれないが、案外人は大事な人と一緒に自然を訪れるものだし、そうした場所には似た者同士が集まってくるものだと、ランドン氏らは指摘する。
だが、自然を愛する心と一番関係していたのは自律性だったそうだ。多くの人にとって、自然との触れ合いがレジャーや遊びであることを考えれば、特に意外ではないようだ。遊びとは、自由で自発的な動機によって行われるものだからだ。
調査結果は実験に基づくものではないので、その点に注意が必要ではあるが、心理欲求の充足と自然への愛着の形成に関係があることを示す確かな証拠であるとランドン氏らは述べている。
自然エリアの実務的な管理や、天然資源のステークホルダーに重要な価値観の形成をうながすうえで示唆に富んでいるそうだ。
この研究は『Environment and Behavior』(5月21日付)に掲載された。