【全文公開】八百長、違法薬物、野球賭博…貴闘力が角界タブーを激震暴露! (2/4ページ)

Asagei Biz

当時、間垣部屋前頭筆頭の幕内若ノ鵬(32)が違法薬物に手を染めた容疑で逮捕。その翌月に相撲協会が十両以上の力士に抜き打ちで尿検査を行うと、露鵬(40)と白露山(38)に“陽性反応”が検出された。特に露鵬が大嶽部屋所属だったことで、師匠の貴闘力に疑惑の目が向けられる事態に。貴闘力は動画の中で、コトの真相を明かすのだ。

〈俺はたばこも吸わないから、外国人がマリ××ナ吸ってもわからない。いきなり調べられて反目の親方がその時の理事長を追い落とそうとして企てた。だいたいコイツら吸ってるなって。警察の人が九州場所まで来て、俺3回警察に行って事情聴取されて、3回目に『親方、捕まえたりしないから正直に。結局、最終的に主犯は親方でしょ、って』。ふざけんな。俺はたばこも吸ったことないのに、勘弁してくれよ〉

 当時、相撲協会は「理事長派」と「反理事長派」の代理戦争の様相を呈していただけに、そうなると誰が情報を流したのか。

「それについては今後、ユーチューブで明らかにする」と、貴闘力は不敵にうなずくのだった。

 貴闘力といえば、先代・貴ノ花が率いた藤島部屋(のちに二子山部屋)の次男坊として、若貴とともに一時代を築いた人気力士だ。02年9月場所で現役引退すると、その後は部屋付き親方として後進の力士の育成に努めていたが、10年に野球賭博問題で相撲協会を解雇になったことは記憶に新しい。その約5カ月前には、当時、貴乃花親方(48)が二所ノ関一門を離脱し、相撲協会の理事選に強硬出馬。貴闘力は参謀役として初当選に貢献し、いよいよ協会の改革に打って出るタイミングでもあった。

 その「野球賭博」について、動画内で当事者である本人の口から真実を語っている。

〈二所ノ関一門は悪い風習があって、『十両に上がったんだから700万円持ってこい』って。かわいそうな人間は親が田畑を売って化粧まわしをして、そんなバカな話があるか。(中略)俺の時はなんとか集めたのが300万円くらい。知り合いの人に預けたっていうけど、死んだオヤジに金預けたら、全部使うてもうた。腹くくって化粧まわしつけないで綿のまわしで土俵に上がってやろうと決めていた。十両に上がって悩むんじゃなくて、道具で悩む。グローブが買えないとか、そんなレベル。たまたま大井競馬場に行った。

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