自粛要請にNO!夜のクラブ嬢がリスク承知で「渋谷ハロウィン」に行く理由 (1/2ページ)
《コロナはただの風邪》
こんなプラカードを掲げたデモ隊が、渋谷駅前を埋め尽くしたのは10月18日のことだった。この日は日曜日で、ただでさえ駅前が人でごった返す中、デモ隊は爆音で鳴り響く重低音のBGMに合わせて「マスクを外して笑顔になろう!」「子どもにマスクを強制するのは虐待だ!」などと訴えた。これはいわゆる“クラスターフェス”と呼ばれるデモだ。
このデモによって逮捕者も出た。右派の活動家を名乗る女性が、デモの参加者に体当たりするなどの暴行を働いて警視庁公安部に逮捕されたのだ。
全国紙の社会部記者は、今回の事件はさらに大きな問題に発展する恐れがあると指摘する。
「最近、渋谷の駅前などでは頻繁にクラスターフェスが行われており、このデモに触発されたのか、マスクを外して歩く若者も散見されるようになってきていました。そんな中で起きた18日の事件。逮捕者が出たのは右派側の活動家だったこともあり、ノーマスクが正しいという風潮が、若者の間で広まっていく可能性もあります。しかし、現時点でWHOや厚生労働省は、マスクは飛沫防止に一定の効果があるため、公共の場などでの着用を推奨しています。いまだワクチンや治療薬の普及の目途が立っていない現状で、安易にマスクの着用をやめてしまうのはリスキーと言わざるを得ません」
ノーマスクデモのメッカとなった渋谷。10月31日のハロウィンの日には、渋谷で前代未聞のクラスターが発生する危険性があるという。なぜなら、毎年渋谷では大々的にハロウィンパレードが行われているからだ。
「今の渋谷はコロナ前と同じくらい人で溢れており、今年のハロウィンは土曜日ということもあって、かなりの人が押し寄せると予測できます。政府はGoToキャンペーンを謳っている手前、ハロウィンの日だけ特別に自粛を要請するということはしないでしょうからね。また、毎年ハロウィンでは多くの若者が仮装やコスプレをして楽しみますが、せっかくメイクした顔にマスクをつけるのは嫌だと外す人も出てくるでしょう。もし渋谷でゲリラ的にパレードが行われれば最悪の結果を招く可能性は否定できません。