「ゴールドマン・サックス緊急子ども基金」の助成先23団体が決定!コロナ禍で困難を抱える⼦どもやその家族を“心のケア”で⽀援を⾏うNPO等に資金支援を実施! (3/4ページ)

バリュープレス


 審査委員は各応募書類につき、これらの 6 基準に対して「優れている(3 点)、まあ優れている(2 点)、ふつう(1点)、不適切(0点)」の採点を行っていく。迷いつつ、思い返しつつ、定款や事業報告書や決算報告書も確認しながらの、目配りの必要な精神労働ではあった。審査員 3 名の採点には、当然ながらバラつきがある。満点は 6×3=18 点になる。私はやや甘く 4 件が満点だったが他の委員は満点なしという厳しさであった。個々の応募についても、すべての採点が一致するわけではない。かなり評価の分かれるものもある。それらについては各委員が納得するまで話し合った。単なる 3 人の合計点の順位だけで決めたわけではない。

●今回の助成の特徴
 今回の助成はこのゴールドマン・サックスによる支援基金の第 2 フェーズに当たる。
第1フェーズは 4 月に公募し、5 月に助成を決定した。3 月からの自粛休校に続いて緊急事態宣言に突入し、宣言の解除にいたる時期である。子どもたちは通園も通学もなく、従って給食もなく、自宅待機の状況にあった。特に経済的に困窮する家庭では大変で、全国各地でその緊急救援の活動が活発化していた時期であった。
 これに次ぐ今回の第2フェーズは、8 月末から 9 月中旬にかけて公募し、10 月中旬に助成を決定した。第 1 ステージとのこの 5 か月の差は大きい。子どもたちの通園や通学は 6 月から次第に正常に向かうが、三密行事はまだ中止か延期。6月末に始まった感染症第 2 波は 8 月にピークを過ぎて下降に向かうが、9 月からは下げ止まり状態。その中で、三密回避に気を配りながらの外出自粛と自粛解除の圧力が綱引きを続ける。繕って言えばウイズ・コロナの時代、正直に言えば右往左往の時代。
 これが暫らく続きそうな中で、今回のテーマでは第一フェーズの「経済的困難」は幅広くさまざまな「困難」に広がり、「ケア」は「心のケア」に絞られた。そこで NPO に何ができるのか。どのような助成が求められるのか。オンラインサービスを精緻化するとともにオフライン(リアル)サービスの工夫も重ねる。オンとオフの使い分けの技、その手加減が問われる。それも地域によって
大きく違う。
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