もうすぐ月で携帯電話の利用が可能に。NASAとノキアが月面に4Gネットワーク構築計画を発表(NASA) (4/4ページ)

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・宇宙の広大さを克服するネットワーク

 これを解決する1つの方法として、末端のデバイスだけでなく、各ノードすべてに責任を負わせるやり方がある。これを「遅延耐性ネットワーク(DTN)」という。

 DTNではデータが送信されるはずの次のノードに不具合が起きていた場合、ひとまず中間ノードにデータが保存され、ルートが回復するのを待つ。

 次のノードに確実に伝えられたことが確認されるまで、ノードが保持するデータが消去されることはないので、途中でメッセージが消失してしまうようなことはない。

 DTNを使ったからといって、地球と火星の通信がスムーズになるわけではないが、少なくともメッセージは確実に伝わる。

 NASAはすでにDTNの実験を行なっており、たとえば2008年の最初のミッションでは地球から探査機ディープ・インパクトへ送信された300枚の画像データが、2400万キロを経て再び地球で受信された。

 さらにあの国際宇宙ステーションも2016年にDTNのためのノードとして利用されている。

 なお、今回ノキアが設置しようとしているLTEネットワーク上の機器は、従来のTCP/IPが利用されるとのことだ。

References:popsci/ written by hiroching / edited by parumo
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