わざと失敗を経験する。人事評価「トップ5%」社員の意外な行動とは? (4/4ページ)

新刊JP

また、その一方でジョブ型雇用、成果主義に移行する中で、新たな「5%社員」が出てくると思います。例えば周囲を巻き込まずに一人で成果を出せる人は、今の評価制度だと突き抜けた評価にはなりにくいのですが、成果主義に移行するとそういう人も「5%社員」に入ってくる可能性がある。

だから、新たな人事評価制度が始まって、どういう人が新たな「5%社員」に入ってくるのかということは興味深いです。

――最後に、本書をどのような人に読んでほしいとお考えですか?

越川:「5%社員」「95%社員」限らず、この本を読んで成果を出し続けている社員と自分のギャップを見つけてほしいなと思います。この本に対して「自分、結構やってる」「(5%社員に)当てはまってる」という感想をいただくことがあるのですが、それだけではなく、自分がやっていないこと、当てはまっていないことを探してほしい。

本書で明らかになっている「5%社員」の行動や習慣はシンプルなものが多いですが、そこで出会うちょっとした気づきを自分の行動に活かしてほしいと思うんですね。

――なるほど。「できているところを確認する」のではなく「できていないところに気づく」ことが大事だと。それが「5%社員」はギャップ思考として習慣化できているわけですね。

越川:そうですね。ただ、ギャップを見つけるだけでは、ただのインプットになってしまうので、どれか一つでも実践してみるということも重要です。意識を変える必要はなくて、まずは行動を変える。そこからではないかと思います。

おかげさまで本書を出版してから「読み終わってギャップを見つけて行動を始めました」という声をいただいています。行動に移した方々からはポジティブな声が寄せられていて、証券会社の方からいただいた「この本を読んだことを意識して新商品のプレゼンに挑んだら、全国で初めて受注が取れました」という声は嬉しかったです。偶然かもしれませんが、彼は本を読んでアウトプットしたわけですから、これからどんどん変わっていくのではないかと思います。そういう人が一人でも増えれば嬉しいですね。

(了)

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