渡邉美樹 経営者は「どういう未来を見れるか」が重要 (2/2ページ)

アサ芸プラス

緊急事態宣言ひとつ取っても、なぜ出したかという明確な基準や根拠がないんですから。

テリー 場当たり的ですよね。

渡邉 日本の経済はあれでボロボロになりました。なおかつ、それを補おうと1人10万円ずつ12兆円ものお金をブチ込んだ。僕はあれでこの国は終わったと思ってます。

テリー 東京都も「夜10時以降は酒を提供しちゃいけない」とか、効果があるのかないのか、よくわかんないですよね。

渡邉 本来は「この業種とこの業態、この地域はこういうリスクがあるから、それがなくなるまでこれをやります」と根拠を示すべきですよ。そのうえで「損失分は国や都が保証します、だから命令です」と言えばよかったんです。そこを曖昧にして「みんなでなんとなくやりましょう」というのは、結果的に日本が財政破綻する大きな道筋を作ってしまったと思いますね。

テリー いずれ日本経済が破綻するっていうのは、渡邉さんはコロナの何年も前から言ってましたよね。

渡邉 そうですね。そうならないために13年に国会議員になりましたから。

テリー 任期満了で政界を引退したのは去年の7月ですよね。もしこの状況で、もう1期議員を続けていたら、ワタミはどうなったんですか。

渡邉 潰れてたでしょうね。会社って恐ろしいもので、中に入るといろんなダメなところが見えてくるんですよ。今日も朝から会議だったんですけど、「あ、これ、俺がいなかったら、誰も気づかなかったのか」と思うことがいっぱいあります。だから、どんどんダメな会社になっていったんだなって、まるでドラマを見るようですよ。

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