仕事に「やりがい」を見つけることで人生はどう変わるのか? (1/3ページ)
生活に占める時間的比重の点でも、人生に充実感を得るための要素としても「仕事」は大きな存在だ。仕事が楽しく、やりがいがあるものであれば、それだけで人生にけっこう満足してしまったりするし、逆に仕事に苦痛しか感じられないと、毎日がつまらないものになりやすい。
だから、仕事の時間をいかに充実したものにするかは多くの人にとっての課題なのだが、これがなかなか難しい。あなたは、「今の仕事はやりがいがある」と断言できるだろうか?
『最高に「生きがい」のある仕事』(幻冬舎刊)の著者・石田行司さんも、かつては仕事につらさを感じていた一人だった。そんな石田さんはなぜ、「仕事は生きがい」と言うまでになったのか。「人生の中での仕事の位置づけ」に悩むすべての人にお届けするインタビューである。
■「プライベート」と「仕事」、そもそも分けられるものなのか?――『最高に「生きがい」のある仕事』は石田さんの半生記になっています。この本を書かれた動機についてまずは教えていただければと思います。
石田:実は私は去年心筋梗塞を発症しまして、「死」というものがこんなに近くにあるのかと自覚するような体験をしたんです。その経験をしたことで、自分の子どもたちが成人して働き始めた時にアドバイスしてあげられなくなるかもしれないと思いまして、本にまとめようと考えました。
それとは別に、独立志望の若いビジネスパーソンや中間管理職で悩んでいる方々の相談もよく受けるので、そういう方々にとって少しでも学びになればいいなという気持ちもあります。
仕事というものが、単純に「ご飯を食べるお金を稼ぐためのツール」ではなくて、趣味やライフワークのように思えれば、あるいはそう思い込めれば、もっと人生は楽しくなるよということを伝えたいです。
――心筋梗塞になった際に「もうこれで死んでもいいな」と思ったと書かれていまいた。それは「仕事をやり切った」という納得感があったからでしょうか。