ユダヤ人はお金持ちでギャンブル好き? (1/3ページ)
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ユダヤ人といえば、日本でも「お金持ち」というイメージが一般的だろうか。ユダヤ人は世界の富裕層の35%を占めるといわれるが、Googleの共同創業者であるラリー・ペイジ氏や、Facebook創業者のマーク・ザッカーバーグ氏などのいわゆる著名なビリオネアと呼ばれる人々をみると、確かにユダヤ系が目立つ。ユダヤ人とお金のステレオタイプは、古くから存在し、金融やIT分野だけでなく、ギャンブル業界においても然りである。
ギャンブル産業におけるユダヤ人起業家の存在は、金融界と同様に際立っている。アメリカのユダヤ人は米国のギャンブル産業に深く関わってきた歴史があり、事実上「カジノの都」をラスベガスに築き上げた。
埃立つ砂漠の州を華やかなカジノ都市に変えることに賭けたユダヤ人の一人が、ベニー ”バグジー” シーゲルだ。1946年、シーゲルは、現在のラスベガス・ストリップであるハイウェイ91に最初のド派手なホテルカジノ「フラミンゴ」を開き、現代のラスベガスの発展の歴史を構成する人物として語られてきた。
ラスベガス・サンズの会長シェルドン・アデルソンや、ウィン・ラスベガスやミラージュ・リゾーツの元オーナーであるスティーブン・A.ウィンを含めて、アメリカのユダヤ人が今日のラスベガスに重要な役割を果たしたことはよく知られている。
ギャンブル商売の得意なユダヤ人実業家オンラインベッティングについても同様で、世界的なシェアとブランドを誇るブックメーカー業界でもユダヤ人実業家の名が並ぶ。
イスラエル人起業家アビ・シャケッドは、1997年に、兄アーロン・シャケッド、ベンイツハクの兄弟と共同で888 Holdingsを設立した。