番組公式本も大ヒット! 人気占い師が次々LOCK-ONする『突然ですが占ってもいいですか?』の舞台裏(前編) (2/5ページ)
その番組が好評いただきまして、春の番組改編のタイミングで水曜夜10時の枠に採用されたという経緯です。
――最近あまりテレビで占いをテーマにした番組はなかったように思います。その意味では挑戦的なテーマだと思いますが、その点はいかがでしょうか。
春名:そうですね、実は他局も含めて、占い番組のパイロット版番組って、全く放送されていないということはなかったと思います。ただ、なかなか大きな話題になったりするまでには至っておりませんでした。
それは何故だろうと分析してみたのですが、どうしても“占い”となると、基本的には相手の未来にフォーカスして話を進めていくことがセオリーになってしまっているということに気づきました。でも、未来ってすごくパーソナルな話で、占われているその人だけの話になってしまい、見ている人からするとどうしても「他人事」になってしまう傾向にあると思うのです。
過去にヒットした占いの番組を見ると、そういったものを凌駕する言葉の強さを占い師さんが持っていたり、それに対して占われた人が怖気づく様子が面白かったり、という構図がエンタメになっていたのだと思います。そこで、令和になって、新しい占いの番組をつくるにあたり、これまでのヒット企画と同じ構図ではない、新しいエンタメになり得るカタチを模索しました。
だから、この番組で意識していることは、未来ではなく占われる方の過去にフォーカスをあてることです。それによって、占われている方には実はこんな過去があって、こう乗り越えてきたという驚きと共感が生まれてくるのだと思っています。実はそういう占い番組って今までになかったように思うんです。

――確かに『突然ですが占ってもいいですか?』は、出演者の過去をLOCK-ON(的中)していきますよね。
春名:そうです。