番組公式本も大ヒット! 人気占い師が次々LOCK-ONする『突然ですが占ってもいいですか?』の舞台裏(前編) (3/5ページ)
総合演出を担当しているディレクターが占い師の木下レオンさんと出会うことによって、このテーマをレオンさんでやってみたらどうなるかということで制作に至ったのが、パイロット版の『in赤羽』でした。
――コロナ禍で今はできませんが、番組が始まった当初は居酒屋で知り合った人を占って、過去について掘り下げていくというスタイルでしたよね。
春名:そうです。居酒屋の隣のテーブルに座っている人って、当然どんな人かなんて分からないじゃないですか。でも、実はその人に壮絶な過去があったとしたら、何か引き込まれるストーリーを持っているとしたら。実際に占いをしながら、話を聞いてみたら、いろいろな物語が出てきて、実際にたくさんの驚きや共感が出てきたんです。
――人となりを知ると、もう他人ではいられなくなります。
春名:そうしたら、僕らスタッフもどんどん感情移入をしていくことになり、撮りながら手ごたえをつかんだという感じでした。
■番組開始当初は厳しい声も。その声をどう乗り越えてきたのか?――坪井さんは占いという番組テーマをどう捉えていますか?
坪井:占いであらゆる方の人生ドラマが紐解けるということに驚きました。さっきまで楽しく飲んでいた方が、占いを入口に心を開き、泣かれている姿を見て、その方の人生に共感したり、現場で、心を動かされることも多いです。これが新しい占い番組の見せ方だと感じました。
――占いの中で、その人の奥深くまで踏み込む瞬間が出てきます。プライバシーの部分とも重なるのではと思うのですが、その辺はどのように注意されていますか?
春名:基本的には自分でお話をしていただくかどうかを判断してもらいます。話したくないことであれば、もちろん無理にお願いすることはありません。
ただ今回、この占いというテーマで番組を作ってみて、占いを始めてみると、普通の街角インタビューでは絶対話して頂けないような話も皆さまが意外として頂けるように思います。話をするためのきっかけとして「占い」があると感じがあるように思います。