『鬼滅の刃』と『進撃の巨人』2大傑作「3つの共通項」と相反する魅力! (2/4ページ)

日刊大衆

その人気はいまだ衰えず、連載開始から約10年、2019年12月9日発売の第30巻をもって1億部(電子版含む)を突破。その複雑かつ緻密、そして現実にも通じる残酷な世界観は世界中のファンを魅了し、講談社の漫画としては『金田一少年の事件簿』に続く2作目の“1億部超え”という金字塔を打ち立てた。

 この漫画史に残るであろう2つの傑作には、共通項が多い。両作とも作者の“連載デビュー作”であることや、WIT STUDIO(=進撃)、ufotable(=鬼滅)といった世界に誇れる日本のアニメ制作会社が手がけたハイクオリティな“アニメ化”がブームのきっかけとなったことなど、アウトライン的な部分にも共通する点は多いが、ここでは物語の構造のみに焦点を絞って3つの要素を挙げてみたい。(ここからは一部内容のネタバレを含みます。)

■『鬼滅の刃』と『進撃の巨人』大ヒットアニメの3つの共通点とは?

 まず1つ目の共通点は、「復讐心からスタートする物語」ということだ。

 鬼滅の主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)は、鬼に家族を惨殺され、唯一生き残ったものの鬼となってしまった妹・禰豆子を人間に戻すため、鬼たちとの戦いに身を投じていく。もちろん炭治郎には、妹や鬼に苦しめられている人々を助けたいという純粋な善意もあるのだが、家族をバラバラに引き裂いた最強最悪の敵・鬼舞辻無惨に対する復讐心も、自身を奮い立たせる原動力の1つとなっていることは間違いない。

 一方、進撃の主人公エレン・イェーガーも、ある日突然あらわれた巨人に、目の前で理不尽に母親を食い殺されている。この体験を契機に、エレンには“この世から巨人を一匹残らず駆逐する”という強大なモチベーションが生まれ、物語が展開していくことになる。

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