81歳名医が毎日飲んでいる「免疫力UP」ご長寿スープ (3/4ページ)
「トマトの赤い成分、リコピンには、非常に強い抗酸化作用があります。また、塩昆布はたんぱく質の割合が多く、カリウムやカルシウムなどのミネラルや食物繊維も豊富です。緑茶の渋み成分のカテキンには強力な抗酸化作用があり、緑茶のうまみ成分のテアニンには記憶力や集中力を高める効果があります」(全国紙文化部記者)
午後の仕事の前に飲みたいスープと言える。
次の『キャベツとしらすのしょうがスープ』は、「食物繊維の塊であるキャベツ、がんや糖尿病の予防になるとされるシラス、そして体を温めるショウガの3点セットですね」(前同)
より食欲を増進させるため、ニンニクを入れよう。
■発酵食品が主役のスープ
さらなる健康志向の読者に、藤田氏がオススメするのが『キムチと厚揚げのスープ』と『納豆とオクラ、めかぶのみそスープ』。発酵食品が主役のスープだ。
「善玉菌の多い腸内環境にするには、発酵食品も重要な役割を果たします。キムチや納豆の他にも、ぬか漬け、みそ、しょうゆなどがあります。これらは善玉菌となる乳酸菌を多く含んでいて、日本人の腸と相性が良いんです」(藤田氏)
さらに、乳酸菌をパワーアップさせるには、「大豆やタマネギに含まれる、乳酸菌のエサとなるオリゴ糖をとると良いといわれています」(料理雑誌記者)
ちなみに、スープの具材や味つけは、アレンジしだいで、無限の可能性がある。
「キムチと豚肉のスープも、よく作りますね。他にも、キムチとカボチャなど、へんてこな組み合わせに思えるものも、スープにして煮込んでみると、意外とおいしく食べられるんですよ。最初に説明した『究極の長寿スープ』に、お酢を入れると話したら、“酸っぱいものを入れるんですか?”と驚く方もいるんですが、食べてみると、お酢が味になじんでサッパリします」(藤田氏の奥さん)
寒さが厳しくなるこれからの時期、藤田氏は、「自分流でいいので、まずは2週間、肉や魚と、たっぷりの野菜を煮込んだスープを試してほしい」と言う。