裏切りと身内殺しの策略家。戦国三大悪人の一人「宇喜多直家」の悪しき所業【中編】 (1/2ページ)

Japaaan

裏切りと身内殺しの策略家。戦国三大悪人の一人「宇喜多直家」の悪しき所業【中編】

戦国の三大悪人として名が知られている武将「宇喜多直家(うきたなおいえ)」。今回は【前編】に続き、謀略や調略を駆使して戦国を生きた男の生涯をご紹介する。

前編はこちら

身内殺しの策略家。戦国三大悪人の一人「宇喜多直家」の悪しき所業【前編】

加熱する謀殺。浦上氏随一の実力者へ

謀略や調略を駆使してのし上げる直家の行動はその後も加熱した。1568年には娘を嫁がせていた備前国(現在の岡山県)金川城主・松田元輝の長男「松田 元賢(まつだ もとかた)」の軍事行動に不満を抱き、事前に妹婿「伊賀 久隆(いが ひさたか)」を調略し、寝返らせた後に金川城を包囲。

結果的に元輝は射殺され、元賢は討死している。知らせを聞いた元賢の正室である直家の娘も自害。松田氏は滅亡した。また、調略して利用した娘婿の伊賀 久隆もその後に急死しており、直家の指示で毒殺された可能性が示唆されている。

同時期には、備前国石山城主であり家臣であった「金光 宗高(かなみつ むねたか)」を、敵に通じている内通者であるという言いがかりをつけ切腹に追い込んでいる。

「裏切りと身内殺しの策略家。戦国三大悪人の一人「宇喜多直家」の悪しき所業【中編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、宇喜多能家備前国宇喜多直家織田信長カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧