イタリア警察、ランボルギーニで移植用臓器を緊急手配。時速250kmでかっ飛ばす (2/4ページ)

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 ランボルギーニ社は2017年よりイタリア警察にウラカンを複数提供している。スピード違反や駐車違反など定期的なパトロール車としても利用しているが、主な使用目的は臓器や輸血輸送だ。

 同車のフランク(車体前部にあるトランク)には、臓器や血液、温度に敏感な医薬品を数時間保全できる冷蔵庫が完備されている他、除細動器も搭載してあり、病院との橋渡しに活躍しているのだ。
 
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image by:Polizia di Stato/Facebook

・5時間以上の距離を約2時間で輸送

 先月、緊急の臓器移植が必要な患者が発生。そこでイタリア警察は、ウラカンを使い、中部ローマにある病院からヴェネツィア近くのパドバのジェメッリ大学病院へ、必要な腎臓を高速輸送することとなった。

 ハンドルを握るのは、高速道路パトロール隊員の中でも特に優秀なレーサー並みの運転技術を持った警官だ。

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image by:Polizia di Stato/Facebook

 ローマからパドバまでは距離にして500kmほどあり、法定速度130km/hで走ると通常は5時間以上かかる。
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