『姉ちゃんの恋人』の伏線回収!キンプリ髙橋海人「まいったよ」の愛すべき「弟力」 (2/3ページ)

日刊大衆

こんな風に真っ直ぐに育ててくれたのは、他でもない桃子だ。性格は明るくて素直、学校の勉強を頑張っていて、バイトで家計を支えたい気持ちがあって、全員がイケメンだなんて、文句の付け所がない。出来すぎた弟たちと、育てた桃子に涙が出そうだ。

■自分の恋もストレートで優しい和輝

 和輝は4話で、長年好きだった姉ちゃんの親友・みゆき(奈緒/25)に告白をして『恋人を前提とした仲良し』になったことを、すぐに姉ちゃんに報告しようとする。ポケットから携帯を出して、サクサクとメッセージを入力していく和輝の横で、迷いながらも止めるみゆき。自分から報告したいという好きな女の想いを優先してあげる、余裕のある男なのがいい。後日、みゆきからのメッセージで桃子に報告できなかったことを謝られるのだが、嫌な顔ひとつせず、むしろ少しうれしそうな顔で返信をする様子が、温和な和輝らしさ満載だった。

 携帯のメッセージ画面が映し出され「了解しました!負担かけてごめんね」と入力して、白くまがペコリしているスタンプを送付。この入力したコメントをモノローグにして、恋をしている和輝を表情で魅せたのが秀逸だった。和輝の目の前には、リビングで弟たちとはしゃいでいる姉ちゃんがいるのに、みゆきを待ってあげる。そして『負担をかけてごめん』と思う和輝に、見ているこっちが『まいったよ』と言いたい気持ちになった。

■誰もが『恋するとオタクになる』のを肯定してくれた

 桃子の同僚・沙織(紺野まひる/43)が、日南子(小池栄子/40)とBARで飲んでいる時の台詞が名言すぎて、共感した視聴者も多いのではないか。

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