自分が絶対に正しいと思っている人は情報検索をあまりしないので正確な判断ができないという調査結果(ドイツ研究) (1/2ページ)
独善的な人は情報検索をあまりしない /iStock
一方的に決めつけて、自分の考えは絶対に正しいのだと頑なに信じ込み、周囲の意見にちっとも耳を貸そうとしない。そんな独善的な人は少なからず存在する。
彼らのそうした性質は、政治や宗教、あるいは科学などの議論を両極端なものにするため二極化が進み社会的な影響すら与える。
よく分からないのは、独善的な人間がそこまで自分の意見に固執する理由は何なのかだ。それが彼らにとって重要度の高いテーマだからか?それとももっと本質的な認知プロセスが背後にあるのか?
・不確かな状況で、再確認するチャンスを利用するか?
ドイツ、マックス・プランク研究所のグループは、その疑問を確かめるべく、オンラインで募った700名の被験者にシンプルな問題を行なってもらうという実験を行った。
問題は、画面に表示された2つの黒い四角形のうち、白いドット(ちらついて見にくい)が多く含まれているのがどちらか当てるというもの。
この実験のポイントは、1度回答した後で、はっきりと表示される四角形を確認するチャンスが与えられ、最終的な回答はそれを見た後で行えたことだ。
リオン・シュルツ博士は、「現実にもよくある状況です。たとえば、本当かどうかよく分からない噂話を耳にしたとき、それを誰かに広めるでしょうか? それとも信頼できるソースを確かめるでしょうか?」と話す。

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・独善的な人ほど情報を確認しない
この実験では、問題と併せて、質問表にも回答してもらい、被験者の政治的な意見や独善性の高さといったものが評価された。
その結果を問題の回答と比較してみると、独善的であろうとなかろうと正解率や自信のほどに違いがないことが分かった。