自分が絶対に正しいと思っている人は情報検索をあまりしないので正確な判断ができないという調査結果(ドイツ研究) (2/2ページ)
しかし1つ気になる点があったという。それは独善的と評価された人ほど、再確認のチャンスを断ることが多かったということだ。そうした違いは、回答の正しさに自信がない場合では特に顕著だった。
「過去の研究では、自信と新しい情報を求めるかどうかには密接な関連があることが判明しています。今回は、独善的な人ほど、その関連性が弱まることが明らかになりました」と、スティーブ・フレミング博士は述べる。
もちろん、再確認をしない人ほど、正解率は下がる傾向あった。それはつまり独善的な人ほど最終的な回答を間違うことが多かったということだ。

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・独善性には本質的な認知プロセスが関係
「政治のような話題における独善性と単純なオンラインゲームでの情報収集にも関連性を見出すことができました。このことは現実世界の独善性は、特定のグループや意見の持ち主の特徴なのではなく、もっと本質的な認知プロセスが関わっている可能性を告げています」と、フレミング博士。
この研究から分かるのは、自分の思い違いを修正できる情報があったとしても、必ずしも人がそれを求めるわけではないということだ。
常に新しい情報に触れなければ正確な判断は下せないはずなのに、自分に不利な情報には見向きもしないし、それを信じようとはしない。
世の中は二極化が進んでいると言われているが、双方がそれでは一生平行線をたどるままだ。思想は真逆でもやっていることは一緒というのはなんとも切ないものがある。
この研究は『PNAS』(11月19日付)に掲載された。
References:Dogmatic people seek less information even when uncertain | UCL News - UCL – University College London/ written by hiroching / edited by parumo