急増する新型コロナ感染者 日常ですべき予防対策をレスキューナースに聞いた (4/5ページ)

新刊JP

最初は面倒だと思うかもしれませんが、生活の流れの中に組み込んでしまうとやりやすくなると思いますよ。

――それでも手間だと思う人は…。

辻:使い捨ての不織布マスクを買って、1回使ったら捨てる。私は面倒くさがりなので、1回で使い捨て派です(笑)。節約したいなら手間をかける、面倒ならそれなりの対価を支払う、の選択だと思います。

――例えば、リモートワークをしていて、ちょっとコンビニに行って何か買ってこようというときに、15分くらいしかマスクを使わない。そういう時でもマスクは替えたほうがいいですか?

辻:基本的には変えたほうがいいです。不特定多数のお客さんが来るわけじゃないですか。もちろん、お店側も気をつけていると思いますが、どんな人が出入りしているかわからないという以上は、注意すべきだと思います。

――外出をして家に帰ってきて、マスクを処理して、それと衣類ですね。その対策はどうすればいいですか?

辻:コートなど、上着の扱いがポイントです。私は「ガウンテクニック」といって、脱いだ服を内側が表になるようにして1日かけておきます。これは看護師が感染症病棟に出入りしたり、被災地でも感染症予防のために行っているテクニックですね。

家に帰ってきて、玄関ですぐに脱ぐのですが、玄関近くに上着をかけるためのハンガーを用意しておいて、そこにかけておくんです。そして、上着は2日連続で同じものを着ないようにしています。

――徹底されていますね。

辻:そうですね。これは医療や被災地での現場でも常に実践しているものなので、職業柄苦にならないんですよ。新人の頃は習慣化するまでが結構きつくて、「なんでこんなことをやるんだろう」と思ったこともありました(笑)。でも、“自分の身を守るため、そして患者さんに移さないようにするため”と自覚してからは、しっかり身につきました。

だから皆さんも、家族を守るために行うという意識を持ってください。その意識が芽生えたら当たり前に実践できるようになりますから。

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