急増する新型コロナ感染者 日常ですべき予防対策をレスキューナースに聞いた (5/5ページ)

新刊JP

■食事中のスマートフォン操作はやめよう

――日常的な活動としては、スマートフォンの扱い方ですね。本書にも対策が書かれていましたが、スマホって電車やお店の中でつい見てしまったり、外でも使うことが多いじゃないですか。そういう時のために常に除菌シートみたいなものを持って拭いたほうがいいんですか?

辻:大前提として、手にウイルスがついただけでは感染しません。その手で目や鼻、口の粘膜に触れると感染するのです。つまり、ウイルスのついたスマホに触っただけでは感染しないけど、その手で自分の顔に触ったりすると感染する。だから、外でスマホを使うときもマスクをして触っている分には構わないと思います。スマホを触れた手で直接目をこすったりしなければいいんです。

ちなみに、感染対策として私が行っていることで「利き手と逆の手でものを触る」があります。買い物では商品を左手でしか取らないし、エレベーターのボタンも左手の指で押します。人は無意識に自分の顔を触ってしまうものなので、利き手はなるべく汚染させないようにしているのです。

――食事の時にもついスマホを見がちなのですが、見ない方がいいですか?

辻:これは絶対に見ないほうがいいですね。食べながらスマホを見る、操作するのは、ウイルスを自ら口に運んでいるのと同じです。一説には、若者の感染者が増えた原因のひとつは、食事中のスマホ操作だと言われているんですよ。食べることにもっと集中したほうがいい。

――なるほど。食事をするときはそこに集中するということですね。

辻:そうです。オンオフをつけること。丁寧に暮らす、それを意識することが予防や抵抗力アップにつながっていくと思います。やはり目の前のこと一つ一つに集中するということが、新型コロナの感染を防止するためにも必要なのではないでしょうか。

(後編に続く)

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